1-1 会員管理の基本概念
初めての方への解説動画内で解説している補足資料になります。
1-1 会員管理の基本概念
当システムの基本概念をご理解いただくために、殆ど仕組みの同じ、フィットネスクラブの運営を例にとりまして解説していきます。
この仕組みがイメージできれば、同一人物に複数のサービスや商品を同時販売(会員制ビジネスと売り切り商品のセット販売)する事が容易になります。
■ページ内目次
見込み客から顧客になるための4ステップ
フィットネスクラブを「利用者」から見たイメージ
フィットネスクラブを「管理者」から見たイメージ
この仕組みがイメージできれば、同一人物に複数のサービスや商品を同時販売(会員制ビジネスと売り切り商品のセット販売)する事が容易になります。
当システムの機能を使いこなす事が出来れば、会員制ビジネスの強力なパートナーになってくれるのですが、
概念を理解されないまま使い始めると、運用面でかなりのロスが生じます。
多数のお客様へのサポートを行った結果、いきなり、当システムの画面で説明をすると混乱される方が多かったため
まずは、フィットネスクラブを例に解説し、イメージしていただきやすいページを作成しました。
この概念ページを設けてからは、お客様の理解度にかなりの違いが生じましたので、ぜひ、マスターするまで何度もお読みいただく事をお勧めします。
概念を理解されないまま使い始めると、運用面でかなりのロスが生じます。
多数のお客様へのサポートを行った結果、いきなり、当システムの画面で説明をすると混乱される方が多かったため
まずは、フィットネスクラブを例に解説し、イメージしていただきやすいページを作成しました。
この概念ページを設けてからは、お客様の理解度にかなりの違いが生じましたので、ぜひ、マスターするまで何度もお読みいただく事をお勧めします。
■ページ内目次
見込み客から顧客になるための4ステップ
フィットネスクラブを「利用者」から見たイメージ
フィットネスクラブを「管理者」から見たイメージ
見込み客から顧客になるための4ステップ
当システムの基本概念はフィットネスクラブを利用するまでの手順とほぼ同じです。
下記図、上段はフィットネスクラブを利用するまでの流れになります。
下段は、当システムで登録する流れになります。
フィットネスクラブでは、
1、窓口への訪問 2、申込用紙に記入 3、会員証の発行 4、施設の利用許可 と進みますが、
当システムでもこの流れが同じです。
1、登録フォームにアクセス 2、フォームに記入 3、ID発行 4、会員用ページの利用許可
となり、流れがほぼ同じ事が確認できると思います。
見込み客から顧客になるための4ステップのまとめ
見込み客が訪問します。
まだ登録の無い方にメールアドレスや名前などの個人情報を運営者に教えます。
フィットネスクラブでは申込み用紙が一般的ですが、インターネットの場合登録フォームを利用します。
運営者は個人情報と引き換えに、会員証(ID)を発行します。
会員とは、会員証をもったお客様の事を指します。
会員証を持っている人は施設を利用する事が許可されます。
下記図、上段はフィットネスクラブを利用するまでの流れになります。
下段は、当システムで登録する流れになります。
フィットネスクラブでは、
1、窓口への訪問 2、申込用紙に記入 3、会員証の発行 4、施設の利用許可 と進みますが、
当システムでもこの流れが同じです。
1、登録フォームにアクセス 2、フォームに記入 3、ID発行 4、会員用ページの利用許可
となり、流れがほぼ同じ事が確認できると思います。
見込み客から顧客になるための4ステップのまとめ
見込み客が訪問します。
まだ登録の無い方にメールアドレスや名前などの個人情報を運営者に教えます。
フィットネスクラブでは申込み用紙が一般的ですが、インターネットの場合登録フォームを利用します。
運営者は個人情報と引き換えに、会員証(ID)を発行します。
会員とは、会員証をもったお客様の事を指します。
会員証を持っている人は施設を利用する事が許可されます。
フィットネスクラブを「利用者」から見たイメージ
引き続き、フィットネスクラブを例にとり説明を続けていきます。
右図は、施設内にはジム、スタジオ、プールの3つのサービスが展開されています。
お客様の会員証の記載状況により、利用できる施設が制限されています。
1、会員証を持っているだけの方
会員証を持っている=施設内に入室する事だけが出来るという事になります。
この会員証の場合、ジムなどのサービスはまだ利用できない状況です。
2、会員証に「ジム」とだけ書いてある方の場合
この会員証を持ったお客様は、施設内に入室する事に加え
「ジム」だけを利用する事が出来ます。
3、会員証に「ジム、スタジオ、プール」と書いてある方の場合
この会員証を持ったお客様は、施設内に入室する事に加え
「ジム+スタジオ+プール」を自由に利用する事が出来ます。
フィットネスクラブを利用者側から見たイメージのまとめ
お客様の望むサービスを個別に会員証に記載する事で、複数サービスを同時に提供する事が可能になります。
右図は、施設内にはジム、スタジオ、プールの3つのサービスが展開されています。
お客様の会員証の記載状況により、利用できる施設が制限されています。
1、会員証を持っているだけの方
会員証を持っている=施設内に入室する事だけが出来るという事になります。
この会員証の場合、ジムなどのサービスはまだ利用できない状況です。
2、会員証に「ジム」とだけ書いてある方の場合
この会員証を持ったお客様は、施設内に入室する事に加え
「ジム」だけを利用する事が出来ます。
3、会員証に「ジム、スタジオ、プール」と書いてある方の場合
この会員証を持ったお客様は、施設内に入室する事に加え
「ジム+スタジオ+プール」を自由に利用する事が出来ます。
フィットネスクラブを利用者側から見たイメージのまとめ
お客様の望むサービスを個別に会員証に記載する事で、複数サービスを同時に提供する事が可能になります。
会員証や、ジムなどは当システム内でこのように表現されています。
会員証の事を「アカウント」と表現します。
アカウントでは、名前、ふりがな、メールアドレス、ログインID、パスワード、住所、電話番号などの個人情報が管理されます。アカウントは基本1人1個になります。(厳密には1メールアドレスあたり1個)
ジム、プール等の利用権限の事を「ライセンス」と表現しています。
ライセンスでは利用開始日、有効期限、メルマガ配信の有無、決済との付け合せを行います。
ライセンスは一人複数持つことが可能です。
ライセンスの状態を表す事を「ステータス」と表現しています。
図のジム、プール、スタジオの他に退会があります。
会員証の事を「アカウント」と表現します。
アカウントでは、名前、ふりがな、メールアドレス、ログインID、パスワード、住所、電話番号などの個人情報が管理されます。アカウントは基本1人1個になります。(厳密には1メールアドレスあたり1個)
ジム、プール等の利用権限の事を「ライセンス」と表現しています。
ライセンスでは利用開始日、有効期限、メルマガ配信の有無、決済との付け合せを行います。
ライセンスは一人複数持つことが可能です。
ライセンスの状態を表す事を「ステータス」と表現しています。
図のジム、プール、スタジオの他に退会があります。
フィットネスクラブを「管理者」から見たイメージ
今度は管理者からみたフィットネスクラブの仕組みを見てみましょう。
現在、フィットネスクラブに下記のように、AさんBさんCさん、合わせて3人の会員が存在し、それぞれに会員証を発行しているとします。
会員には会員証を発行しているのですが、管理者の方では、会員証を手元において管理するのではなく、一覧表で管理したほうが都合が良いので、下記のように会員の情報を整理しなおします。
先ほどの会員証のデータを並べ替えて
会員証を持っている人、ジムを利用できる人、スタジオを利用できる人、プールを利用できる人に整列しなおしました。
このように整列しなおしたおかげで
誰が会員登録をしていて、誰がスタジオが利用出来るのか一覧ですぐに確認する事が出来ます。
また、この一覧にしたおかげで、掲載リストに対して一括で何か処理する事が簡単になります。
会員証を持っている人名簿の利点と役割
名前や住所などの個人情報を一覧で管理する事が出来ます。支払いの請求先にも利用出来ます。
ジム、スタジオなどサービス別の利用者名簿を作る利点と役割
(1)利用者が誰か一覧ですぐにわかります。
例えば、ジムの担当者がジム利用者名簿を持っていれば誰がメンバーかすぐにわかりますので、登録の無い人はジムを利用できないという管理が容易になります。
(2)この名簿ごとに支払い管理やメルマガを打つ事ができます。
ジムを利用できる期間や、支払が出来ているかの管理もこの名簿毎に管理する事が出来ます。
また、ジム名簿に登録している人に対して、メールマガジンを出すのも容易になります。
(3)複数サービスを個別にカスタマイズして会員に提供可能
この仕組みの最大の利点は、ジム、スタジオ、プールのような複数のサービスを会員が利用したい分だけ、個別にカスタマイズして、提供できるところにあります。
逆に、Aさんは、スタジオ、プールにはまだ登録していない、という事が一覧を見れば直ぐにわかりますので、Aさんに向けて営業活動する事で利益を上げる事も可能です。
現在、フィットネスクラブに下記のように、AさんBさんCさん、合わせて3人の会員が存在し、それぞれに会員証を発行しているとします。
会員には会員証を発行しているのですが、管理者の方では、会員証を手元において管理するのではなく、一覧表で管理したほうが都合が良いので、下記のように会員の情報を整理しなおします。
先ほどの会員証のデータを並べ替えて
会員証を持っている人、ジムを利用できる人、スタジオを利用できる人、プールを利用できる人に整列しなおしました。
このように整列しなおしたおかげで
誰が会員登録をしていて、誰がスタジオが利用出来るのか一覧ですぐに確認する事が出来ます。
また、この一覧にしたおかげで、掲載リストに対して一括で何か処理する事が簡単になります。
会員証を持っている人名簿の利点と役割
名前や住所などの個人情報を一覧で管理する事が出来ます。支払いの請求先にも利用出来ます。
ジム、スタジオなどサービス別の利用者名簿を作る利点と役割
(1)利用者が誰か一覧ですぐにわかります。
例えば、ジムの担当者がジム利用者名簿を持っていれば誰がメンバーかすぐにわかりますので、登録の無い人はジムを利用できないという管理が容易になります。
(2)この名簿ごとに支払い管理やメルマガを打つ事ができます。
ジムを利用できる期間や、支払が出来ているかの管理もこの名簿毎に管理する事が出来ます。
また、ジム名簿に登録している人に対して、メールマガジンを出すのも容易になります。
(3)複数サービスを個別にカスタマイズして会員に提供可能
この仕組みの最大の利点は、ジム、スタジオ、プールのような複数のサービスを会員が利用したい分だけ、個別にカスタマイズして、提供できるところにあります。
逆に、Aさんは、スタジオ、プールにはまだ登録していない、という事が一覧を見れば直ぐにわかりますので、Aさんに向けて営業活動する事で利益を上げる事も可能です。
当システム内でこのように表現されています。
先ほどの図「会員証を持っている人名簿」の事を「アカウント一覧」と表現します。
ジム、スタジオなどサービス別の利用者名簿の事を「ライセンス一覧」と表現します。
先ほどの図「会員証を持っている人名簿」の事を「アカウント一覧」と表現します。
ジム、スタジオなどサービス別の利用者名簿の事を「ライセンス一覧」と表現します。
実はこの仕組みはYahooにも採用されています。
YahooにはMyYahooという仕組みがあります。Yahooのサービスを利用者が自分で利用したい分だけ契約して利用するサービスです。
例えばMyYahooに登録すれば、Yahooメール、Yahooブックマーク、Yahooノートなど複数のサービスを、個別に登録することなく、1つのMyYahooですべて利用が可能になります。
当システムでは、先ほどの会員Bさんのように、ジムやスタジオなどの複数のサービス利用可能の場合でも、1つの会員証(IDパスワード)で2つのサービスを行き来して利用する事が可能になります。
その仕組みはシングル・サインオンといいます。
通常のシステムですと、ジムを利用できる会員IDとパスワード、スタジオを利用できる会員IDとパスワードが別々に存在するのが普通です。サービス毎にIDパスワードがあると会員にも負担を与えてしまいます。
しかし、このシングル・サインオンを利用すれば、たった一つのIDとパスワードの組み合わせを覚えれば、今後登場予定の新たなサービスも、いつものIDでご利用いただくことが可能になるのです。
つまり、使い慣れた管理画面の中で、新商品、横展開の商品が売れやすいという大きなメリットがあり、それを最大限活用できるのがこの仕組みです。
ちなみに、大手の証券会社でもこのメリットを大いに生かしています。
⇒GMOクリック証券のシングル・サインオンの解説
このような仕組みを理解し、ぜひあなたもサービスの横展開で顧客生涯価値を高めてください。
YahooにはMyYahooという仕組みがあります。Yahooのサービスを利用者が自分で利用したい分だけ契約して利用するサービスです。
例えばMyYahooに登録すれば、Yahooメール、Yahooブックマーク、Yahooノートなど複数のサービスを、個別に登録することなく、1つのMyYahooですべて利用が可能になります。
当システムでは、先ほどの会員Bさんのように、ジムやスタジオなどの複数のサービス利用可能の場合でも、1つの会員証(IDパスワード)で2つのサービスを行き来して利用する事が可能になります。
その仕組みはシングル・サインオンといいます。
通常のシステムですと、ジムを利用できる会員IDとパスワード、スタジオを利用できる会員IDとパスワードが別々に存在するのが普通です。サービス毎にIDパスワードがあると会員にも負担を与えてしまいます。
しかし、このシングル・サインオンを利用すれば、たった一つのIDとパスワードの組み合わせを覚えれば、今後登場予定の新たなサービスも、いつものIDでご利用いただくことが可能になるのです。
つまり、使い慣れた管理画面の中で、新商品、横展開の商品が売れやすいという大きなメリットがあり、それを最大限活用できるのがこの仕組みです。
ちなみに、大手の証券会社でもこのメリットを大いに生かしています。
⇒GMOクリック証券のシングル・サインオンの解説
このような仕組みを理解し、ぜひあなたもサービスの横展開で顧客生涯価値を高めてください。